NEO現代を探る Advanced Unit1

(解答)

1.アーモンドは、栄養上、人間が食べるまさに一番素晴らしい食品であるということ

 を、強く主張することができるだろう。

2.アーモンドを食べると心臓病の危険性が減少すること。

3.10年間に比べて44パーセント多くのカリフォルニア州の土地が、アーモンドを栽培

 するために使われている。

4.killong salmon  /  collapsing a road

5.①

6.④⑤

【Summary】

(1)①  (2)⑤  (3)②  (4)③  (4)④

 

(和訳) 

 1⃣

 今週、また大掛かりな研究論文によって、一連の既に知られているアーモンドを食べることの健康上の恩恵が増えた。毎日1オンス食べることが、10年後の心臓病のリスクを3.5パーセント減らすことにつながるとされたのだ。アーモンドは体重を減らすのに役立ち、糖尿病を防ぐのを助け、がん細胞の成長を遅らせる可能性があることが既に知られている。アーモンドは、栄養上、人間が食べ得るまさに一番素晴らしい食品であるということを、強く主張することができるだろう。こうした評判の結果、今やアメリカ人は1965年に彼らが消費した料の10倍以上のアーモンドを消費している。

 2⃣

 トロン路大学のデイビッド・ジェンキンスが主張した最近の研究は、心臓が受ける恩恵はアーモンドの一価不飽和脂肪に加えて、ビタミンE食物繊維にも起因するのかもしれないということを示唆している。この研究は、昨秋ハーバード大学から発表された。ナッツ類を食べると死亡率が20パーセント減少するということを発見した大掛かりな研究に続くもので、米国心臓協会の専門誌「サーキュレーション」上で「心臓病患者の食事にアーモンドをおやつとして用いると、心臓病の危険因子が著しく減少する」と示唆した。10年以上前に行われたジェンキンスの研究に基づくものである。

 3⃣

 それは、全く素晴らしいことなのだが、アーモンドの栄養に関する研究の報道は、必然的に健康に対する狭い見地をもたらす。まるで、毎日誰かが私に、ある健康ブームが根本的によいのか悪いのかを決めてくれと頼んでいるかのようだ。アーモンドはなぜ私がそうすることが苦手なのかを示す好例の1つである。

 4⃣

 商業的にアーモンドを生産している唯一の州はカルフォルニア州なのだが、そこでは涼しい冬と温暖な春がアーモンドの木々を開花させる。政界のアーモンドの82パーセントがカルフォルニア産だ。カリフォルニアのアーモンドは、経済的に困窮し、そのうえ近年で最悪の干ばつの真っただなかにある州において、数十億ドルの産業を構成している。この干ばつは非常に深刻なのだが、1粒のアーモンドは生産するのに1.1ガロンの水が必要であり、そして10年前に比べて44パーセント多くのカリフォルニアの土地がアーモンドを栽培するために使われているのだ。

 5⃣

 そのことは生態系への懸念を生じさせる。北カリフォルニアのクラマス川では水がアーモンド農場に流されているため、絶滅寸前の数千匹のキングサーモンが水位の低下に脅かされている。その深刻な干ばつにもかかわらず、カリフォルニア州の農務省は、今年アーモンド農家は今までで最大の収穫量を得るだろうと予測した。もっと多くの水が直ちに川に流されなければ、サーモンは病気によって著しく脅かされるだろう。さらに、地下水の過剰なくみ上げは崩落して陥没地になりそうな同をを危険にさらしているのに、一方ではアーモンドの木は水の安定供給を必要としているのだ。

 6⃣

 いずれにせよ、アーモンドを買うとき、私はサーモンを死なせることや道路を崩壊させることに加担しているなどとは考えない。単に、何が「私の体に良い」か、私は何を食べたいか、値段はどのくらいか、といったことを取り混ぜて考えているだけなのだ。

しかし、アーモンドの消費量の適正な水準について考えるとき、それほど栄養や食欲や価格といったことが大切なことであるべきではない。大切なことは環境の健全性であるべきであり、それは常に水に帰着する。食べ物のそうした側面について考えると、栄養のことだけを取り上げて書くのは難しくなる。とはいえ、もちろん、アーモンドは私たちの心臓にとってよいのだ。